ラグジュアリーなホテルなどでよく見かける浴室のガラス張り。
実は、浴室のリフォームでガラス張りをご希望される方が増えている傾向にあります。
そこで今回は、浴室をガラス張りにするメリットとデメリット、注意点についてご紹介します。
ガラス張りのリフォームに興味がある方やご検討されている方はぜひ参考にしてください。
Contents
浴室をガラス張りにすることで得られるメリット
浴室をガラス張りにすることで得られる4つのメリットをご紹介します。
- 浴室が開放的な空間になる
- 浴室が広く感じるようになる
- 浴室に高級感がでる
- コミュニケーションが取りやすい
メリットによって得られる結果も併せて詳しく解説します。
メリット①浴室が開放的な空間になる
浴室をガラス張りにすると、開放的な空間になります。
銭湯や温泉に入ると広くて開放感があり、リラックスできませんか?実際に銭湯や温泉のようにリフォームで大きな空間を生み出すのは難しいです。
ですが、壁をガラス張りにすることで隣接する部屋や外の景観が見えるため、視覚的にも広く感じます。
結果、銭湯や温泉のような開放感があってリラックスできる空間となるのです。
もし、透明ガラスに抵抗がある方は、擦りガラスで代用してもよいでしょう。透明ガラスほどではありませんが、間仕切り壁のように閉鎖感ある空間にはなりません。
メリット②浴室が広くなる
浴室をガラス張りにすると、浴室が広くなります。
間仕切り壁と比べ、ガラスは厚みが薄いです。そのため、薄くなった分浴室や浴室に隣接する部屋のスペースが広くなります。
空間が広がるのは若干かもしれませんが、狭く感じていた方は、視覚と実質的に空間も広がるため嬉しいメリットといえるのではないでしょうか。
メリット③浴室に高級感がでる
デザイナーズマンションなどでもよく採用されているガラス張りの浴室は、高級感を与えてくれます。
間仕切り壁が採用された浴室が多いため、ガラス張りは海外のリゾートホテルにいるような非日常の感覚を味わえます。
生活感のないスタイリッシュで高級感溢れる空間は、入る人の心を優雅にしてくれるでしょう。
メリット④浴室が明るくなる
ガラス張りの浴室は、隣接する部屋の照明などの採光により、浴室全体を明るくさせます。
反対に、浴室の外からの光が脱衣所を明るくしてくれます。まさに、明るい浴室と脱衣所が欲しい方にピッタリです。
メリット⑤コミュニケーションが取りやすくなる
浴室をガラス張りにすると、外の家族とのコミュニケーションが取りやすくなります。
高齢者が1人でお風呂に入っている様子を確認したい方、またはお子さんのお風呂1人デビューが心配な方でも安心です。
もしも何かあったときの対応も早くなるため、高齢者の方やお子さんがいる世帯の方にも向いているといえます。
浴室をガラス張りにする際に考えられるデメリット
浴室をガラス張りにする際に考えられるデメリットを3つご紹介します。
- 他の部屋からの見えてしまう
- 掃除が大変になる
- 扉の開け閉めが重くなる
デメリットに対する対策も併せて説明するので、ぜひ参考にしてください。
デメリット①他の部屋から見えてしまう
浴室をガラス張りにすると、他の部屋から見えてしまうといったデメリットがあります。浴室の場所によっては、外からも見えてしまうでしょう。
一人暮らしであれば問題はありませんが、一緒に住んでいるパートナーや家族、友達がいる場合はプライバシーの確保が難しくなります。
対策として挙げられるのは下記の2つです。
- 擦りガラスを採用する
- 家の周りに目隠しを設置する
擦りガラスであればはっきりと中が見えないため、他の部屋から丸見え状態を改善できます。
それでも、外から見えるのに対しては抵抗がある方もいるでしょう。そのような場合は、高いフェンスで目隠しを設置すると改善されます。
デメリット②掃除が大変になる
ガラス張りになると、掃除をこまめにしないと水垢や皮脂汚れなどで見栄えが悪くなります。こびりつくとガンコな汚れとなり落としにくくなってしまうので、毎日掃除が必要になり、大変です。
汚れがガラスに付く前に、やワイパーを使用して水気を取っておくとよいでしょう。タオルは繊維がガラスに付くため、あまりおすすめしません。
こちらの記事では、浴室の効果的な掃除方法と必要なものを詳しくご紹介しておりますので、ぜひ合わせてご参照ください。
「場所別にご紹介!ユニットバスの効果的な掃除方法と必要なもの」
また、こちらの記事では掃除のしやすいお風呂を、各メーカーごとにご紹介しています。
気になる方はぜひご参照ください。
デメリット③扉の開け閉めが重くなる
ガラス張りにすると、従来の扉と比べて開け閉めが重くなるデメリットがあります。高齢者やお子さまの力では、開け閉めに苦労するかもしれません。
高齢者やお子さんがいる場合は、ドアの開け閉めは力がある方が行う、またはドアやその付近はガラス張りにしないといった工夫をするとよいでしょう。
浴室をガラス張りにする際の注意点
浴室をガラス張りにする際の注意点を2つご紹介します。
- ガラス張りにする範囲を考えておく
- 入浴時のプライバシー確保の方法を考えておく
順番に見ていきましょう。
注意点①ガラス張りにする範囲を考えておく
ガラス張りにする範囲をどこまでにするか考えておきましょう。
プライバシーやドアが重たくなるのもそうですが、全面ガラス張りは費用が非常に高くなります。
扉のみをガラス張りにするのか、壁もガラス張りにするのかによっても大きく差がありますので、相場を参考にご検討ください。
【扉のみをガラス張りにする場合】
扉のみガラス張りにする場合、以下の費用がかかります。
扉 | 片開きタイプで約8万円
FIX窓付きタイプで約10万円 |
ドア枠の設置 | 約2万円 |
脱衣所の内装工事 | 約2万円 |
処分費用 | 約3万円 |
扉だけでも、約17万円かかります。
【扉と壁をガラス張りにする場合】
扉と壁をガラス張りにする場合、以下の費用が追加でかかります。
- 壁:約20万円
- 既存の壁の撤去:約5万円
扉と壁をガラス張りにする場合は、扉の費用と併せて約42万円かかります。
浴室リフォーム業者に依頼する際は、費用もかかるため信頼できる浴室リフォーム業者に依頼したいですよね。
そんな方は、業者の選び方はもちろん業者の種類と特徴をご紹介した記事がありますので、ぜひご覧ください。
注意点②入浴時のプライバシー確保の方法を考えておく
透明なガラスで浴室をガラス張りにする場合は、入浴時のプライバシー確保の方法を考えておきましょう。
プライバシーの確保の方法には、ガラス張りは一部にする、目隠しを設置するなどさまざまな方法があります。リフォームの見積もり時に確保のための方法を相談しておくと、それぞれの方法を取った見積もりを確認できます。
ガラス張りにする範囲やプライバシー面を考えて開放的な浴室にしましょう
ガラス張りは高級感があるオシャレな空間にでき、尚且つ、開放感ある明るい空間にしてくれます。
ですが、プライバシーの確保が難しい、掃除が大変といったデメリットも。
費用面や掃除の面、プライバシーの確保のためにもガラス張りにする範囲や工夫を施して、開放的でリラックスできる浴室にしましょう。
開放感あふれる浴室にしたいなら、ガラス張りがおすすめ!
浴室をガラス張りにするメリット・デメリットを紹介しました。
浴室をガラス張りにすることで、高級感や開放感、非日常感などを味わえるようになります。
また高齢者や小さな子どもがいる家庭では、安全性の面でも優れています。
見た目だけでなく、機能面でも高い評価を受けているガラス張りの浴室。
「今までと違った浴室にしたい」と考えている人は、ぜひガラス張りを検討してみてくださいね。
当サイトでは横浜で浴室リフォームをお考えの方のために、横浜で評判の良い浴室リフォーム業者をランキング形式で紹介しています!良かったらチェックしてみてください。