3点ユニットバスを利用している方の中には、ウォシュレットがなくて不便だと思う方も多いことでしょう。
3点ユニットバスにはある理由からウォシュレットがつけられていないことが多いのですが、実は後付けでウォシュレットを増設することが可能です。
そのためここでは、3点ユニットバスにウォシュレットがついていない理由や、ウォシュレットを増設する方法を解説します。
Contents
3点ユニットバスにウォシュレットが少ない理由
ここではまず、3点ユニットバスにウォシュレットがあまりついていない理由を2つに整理して解説します。
湿気対策が必要になる
3点ユニットバスにウォシュレットをつけづらい理由の1つが、湿気の問題です。
ウォシュレットは電気製品であり、湿気にはやはり弱いものです。
ユニットバスはトイレと浴室の仕切りがないため、お風呂を使用するたびにトイレの方にまで湿気がこもってしまいます。
そのためユニットバスにウォシュレットをつける際には、防湿対策が必要になってしまうのです。
通常のウォシュレットには防水対策がとられているものですが、防湿対策まではとられていないのが一般的だといえます。
需要が少ない
先ほどお話ししたとおり、3点ユニットバスにウォシュレットをつけるのは手入れの困難さがありハードルが高いため、あまり需要がありません。
現状でユニットバス用のウォシュレットを取り入れているのはホテル等しかなく、その分高価になりやすいのです。
金額が高ければさらに導入したがる人が少なくなるため、どうしてもユニットバスのウォシュレットの需要は増えにくい構造になっているといわざるを得ません。
3点ユニットバスにウォシュレットを設置する方法
ここからは、3点ユニットバスにウォシュレットを設置する方法を解説します。
電源不要ウォシュレットを購入する
まず挙げられる比較的簡単な方法としては、電源不要なウォシュレットを購入して取り付ける方法があります。
アマゾンなどのECサイトでもすぐに購入でき、工事も不要なため手軽であり、水圧もそれなりに強いため便利です。
基本的には取り付けにそれほど複雑な作業は必要ありませんが、便器に取り付けるため若干座り心地が変化することはあります。
また、温水につなげることができなければ温水シャワーにできない点には注意が必要です。
工事をしてウォシュレットを増設する
工事をしてウォシュレットを取り付ける方法ももちろんあります。
設置にあたっては条件があり、必ずウォシュレットが増設できるというわけではありません。
しかし快適にウォシュレットを使いたいのであれば、やはり工事をして取り付けるのがおすすめでしょう。
業者に依頼することで、専用のウォシュレットの選択から取り付け工事まで進めてもらえます。
まとめ
3点ユニットバスには湿気などの問題があり、ウォシュレットが設置されていないことが多いです。
3点ユニットバスを利用していてどうしてもウォシュレットをつけたい場合には、電源不要のウォシュレットを自分でつけるか、工事をして取り付ける方法があります。
この記事を参考にして、自分にピッタリの方法を見つけましょう。