浴槽には様々な種類があります。見た目はもちろん、お湯への浸かり心地や洗い場の広さなどにも浴槽は影響をあたえます。ここでは浴槽の7つの種類とそれぞれの浴槽の特徴を紹介します。
種類①ストレート浴槽
ストレート浴槽は、すっきりとした長方形の浴槽です。日本で最もスタンダードな種類の浴槽です。水深が深くなるようにストレート浴槽は設計されています。ストレート浴槽は、お湯をたっぷりと張って肩までつかるのに適しています。「ゆっくりお湯につかりたい」という方にストレート浴槽はおすすめです。
種類②ななめ浴槽
ななめ浴槽は、台形の形をした浴槽です。ちょうど長方形から薄い直角三角形を切り取ったような形です。ななめ浴槽は、台形にすることで洗い場の広さを保ったまま、足を伸ばせる長さを確保しています。「足の方は狭くていいから、お湯の中でゆったり足を伸ばしたい」という方にななめ浴槽はおすすめです。
種類③コーナー浴槽
コーナー浴槽は、浴槽内が角を丸くした三角形をしている浴槽です。摘まんだスライムのようなフォルムです。コーナー浴槽は浴室の隅にぴたっとはまります。そのため、浴室内が広々として見えます。また、洗い場が広く使えます。「浴室を広く見せたい」という方に、コーナー浴槽はおすすめです。
種類④たまご型浴槽
たまご型浴槽は、楕円をちょっと潰したような形をした浴槽です。陸上トラックのようなフォルムです。たまご型浴槽は、柔らかな雰囲気を浴室にあたえてくれます。「浴室を癒しの空間にしたい!」という方にたまご型浴槽はおすすめです。
種類⑤Sライン浴槽
Sライン浴槽は、浴槽内がS字になっています。楕円をくびれさせたようなフォルムです。Sライン浴槽は浴槽の縦の長さを保ったまま、浴槽内の容積を微妙に少なくしています。そのため、少ないお湯の量で肩までつかることができます。「肩までお湯につかりつつ節水したい」という方にSライン浴槽はおすすめです。
種類⑥アーチ型浴槽
アーチ型浴槽は、長方形の一辺がアーチ状にたわんだ形をした浴槽です。曲線が美しく、スタイリッシュな見た目をしています。アーチになっている部分は浴槽のふちが薄くなっています。そのため、浴槽の縁が掴みやすいです。お年寄りや子供でも安全に湯船に出入りできます。
種類⑦ワイド浴槽
ワイド浴槽は、その名の通りワイドな浴槽です。形として特に決まりはありません。たまご型や円形、長方形などを様々に変形した大きな浴槽のことです。「贅沢なバスタイムを楽しみたい」「家族みんなで広々とお湯につかりたい」といった方にワイド浴槽はおすすめです。
好みに合った種類の浴槽を選んでバスタイムを楽しもう
浴槽の種類は主に以下の7つです。
- ストレート浴槽
- ななめ浴槽
- コーナー浴槽
- たまご型浴槽
- Sライン浴槽
- アーチ型浴槽
- ワイド浴槽
スタンダードにストレート浴槽もやはり安心感がありますし、足をのびのび伸ばせるななめ浴槽も魅力的です。好みに合った浴槽の種類を選んでバスタイムを楽しみましょう。