浴室の床が滑る、掃除がしにくいなどの悩みをお持ちでしたら、床をリフォームするということを検討しても良いかもしれません。
この記事では、浴室の床について悩んでいる方のために、床のリフォームに使用できる素材や、費用、工事の方法などをまとめました。
まずは浴室の床についてよくある悩みを紹介します。
床が滑る
浴室の床で滑って転んでしまったという経験を持つ方は多いかもしれません。特に、お年寄りの方にとってはとても危険です。
渇きにくい素材を床に使用していると滑りやすくなります。
床が冷たい
冬に床が冷たくてびっくりした経験はありませんか?毎年そのような経験がある方は危険かもしれません。
入浴時の際に、温度変化が激しいとヒートショックを引き起こしてしまう可能性があるからです。タイルなど保温性が低い素材を使用すると冷たくなりやすいです。
浴室の床に適した素材
リフォームをする際に重要なのが使用する素材です。素材によって特徴があります。リフォームの目的が叶う素材を選ぶようにしましょう。
木製
木製の素材のメリットは温もりです。冷たくなりにくい素材なので、ヒートショックなどを引き起こす可能性も低くなります。
木製の素材のデメリットはメンテナンスを怠るとカビが生えたり腐食してしまうという点です。
しっかりメンテナンスや掃除をすれば、長期間問題なく使用することができます。
樹脂
樹脂の素材のメリットは、水はけが良いという点です。水はけが良いため滑りにくいですし、カビも発生しにくい素材です。デメリットはデザイン性が低いことです。木製やタイルのような自然さはありません。実用性を重視する方には合っている素材でしょう。
タイル
タイルは浴室でよく使われる素材です。メリットはデザイン性が高いという点です。様々なサイズやカラーがあり、お好みに合わせて選ぶことが可能です。
デメリットは冷たくなりやすいという点です。特に冬場は冷えるので、注意が必要です。浴室に入る前にシャワーでお湯を出すなどして温度を上げてから入ると良いでしょう。
浴室の床をリフォームする時にかかる費用の相場
床のリフォームを検討する上でどのくらいの費用がかかるかも重要ですよね。
素材別の相場をまとめてみました。素材によって費用は異なります。リフォームの目的と予算をもとに、どの素材を使用するか決めるようにしましょう。
木製の床の費用
12万円~25万円程度です
脂の床の費用
5万円~10万円程度です。
タイルの床の費用
8万円~15万程度です。
お風呂の床のリフォームの方法
床のリフォームにいくつかの方法があります。
床の張替え
既存の床をはがして、新しい床に張り替える方法です。メリットは勾配を付けることができる点と、床材を長期間使用できるという点です。他の工法と比べると費用が高くなる点がデメリットですね。
上から張る
既存の床材の上に新しく床材を貼る工法です。メリットは作業時間が短い点と費用が安い点です。1日で工事が終わることもあります。元々の床材が傷んでいる場合などは床材の寿命が短くなるため、短期間で再リフォームが必要になる可能性があります。
塗り替え
新しい床材を使用するのではなく、塗り替えるという工法です。メリットは、とにかく安いという点と、騒音が全くでない点です。床材を変えるわけではないので、寿命を延ばすことにはなりません。
浴室の床リフォームのまとめ
浴室の床をリフォームする際は、まずはリフォームをする目的を整理しましょう。目的を明確にしたうえで使える予算を決めれば自ずとどの使用すべき素材がわかります。浴室の床のリフォームを考えている方は参考にしてみてくださいね!