浴室で寒いと感じたことはありますか?もしそのように感じたことがあるのであれば、断熱リフォームを検討した方が良いかもしれません。なぜなら寒い浴室の中で温かいお湯を浴びると体温が急激に変化し、ヒートショックを引き起こす危険性があるからです。この記事では浴室が寒さを解消したいと考えている方のために、断熱リフォームの工事内容と費用についてまとめてみました。浴室の寒さに悩んでいる方は参考にしてみてください。
まずは浴室の断熱リフォームをするメリットを紹介します。
急激な温度変化を防ぐ
断熱リフォームをすることで、浴室の気温が下がりづらくなります。浴室の気温とお湯の温度の差が少なくなるので、ヒートショックを引き起こす可能性が下がります。
結露対策
結露の原因は寒暖差です。浴室が寒いとお風呂やお湯との温度の差が大きくなるので結露が発生しやすくなるのです。結露が発生するとカビが生えやすくなります。断熱リフォームをすることで浴室の温度が上がるのでカビが生えにくくなります。
浴室を断熱リフォームする際の工事内容と費用
浴室の断熱リフォームは大きく分けると2種類の方法があります。1点目が浴室全体のリフォームの際に断熱化するケース。2点目は部分的に断熱化をするケースです。
それぞれのリフォームの内容と費用を紹介します
浴室全体をリフォームする際に断熱化する場合
浴室全体のリフォームをする際に併せて断熱化をする場合、3通りのパターンがあります。
当たり前ですが、部分的に断熱化のリフォームをするよりも費用は高くなります。それぞれのパターンの費用を見てみましょう。
在来工法の浴室を在来工法の浴室へリフォームする場合、費用は80万円から150万円かかります。工期の日数は2週間程度です。
在来工法の浴室をユニットバスへリフォームする場合、費用は80万円から130万円かかります。工事の日数は10日程度です。
古くなったユニットバスを新しくリフォームする場合、費用は50万円から100万円かかります。工事の日数は1週間程度です。
浴室を部分的に断熱リフォームする場合の費用と工事内容
浴室全体をリフォームできるほどの予算がない場合、部分的にリフォームをするということも可能です。それぞれ工事内容と費用を説明します。
床下に断熱材を入れるという工事内容です。床下からの外気の侵入を防ぎ断熱します。費用は1㎡で5千円~です。工期は1から2日程度です。
塗装をすることで断熱効果を高める工事です。
費用は10万円から20万円程度が相場です。工事の日数は3日から5日です。
足元の温度の低下を防ぐために、断熱タイルを床に貼る工事です。
費用は1㎡で1万円~です。工期は1日から3日程度です。
天井に断熱材を入れる工事です。
費用は1㎡で5千円~です。工期は1から2日程度です。
浴室の断熱リフォームのまとめ
浴室の断熱リフォームをすることで、ヒートショックの危険性を下げるだけでなく、結露の発生を抑えることもできます。リフォーム内容によって費用は変わりますので、予算に合わせてリフォーム内容を決めると良いでしょう。