シャワールームとは、浴槽が無いタイプの浴室(バスルーム)のことです。ここでは、浴室をシャワールームにリフォームする3つのメリットと注意点、費用相場を紹介します。
メリット①浴室とトイレを分けることができる
浴室をシャワールームにするメリットは、浴室とトイレを分けることができるところです。物件のスペースに余裕がない場合、お風呂とトイレがセットになったユニットバスを設置していることが多いですよね。お風呂とトイレがセットだと掃除がしにくかったり、床が濡れて困ることがあったりします。また、電気のコンセントを引くことが難しいため、通常はウォシュレットも取り付けられません。浴室をシャワールームにリフォームしてトイレと切り離すことで、上記のような不便が解消されます。
メリット②掃除がラク
シャワールームは、とにかく掃除がラクです。浴槽のようにお湯を張らないため、湯垢もほとんど付きません。周囲の壁や床をシャワーで流すだけで、毎日のお掃除が完了します。
メリット③浴室がすぐに暖まる
浴室がすぐに暖まるというのも、シャワールームにリフォームする大きなメリットです。冬の寒さが厳しい日でも、シャワーを使うだけで浴室全体がポカポカになります。
浴室をシャワールームにリフォームする際の2つの注意点とは?
注意点①給排水管の位置を確認して設置場所を決める
浴室をシャワールームにリフォームする際は、給排水管の位置を確認してから設置場所を決めるようにしましょう。シャワールームを給排水管に近い場所に設置しない場合は、給排水管の延長工事が必要になります。延長工事には時間も費用もかかります。設置場所を検討する段階で、給排水管工事のことも考慮するとよいでしょう。
注意点②シャワールームの防水対策をする
浴室をシャワールームにリフォームする際は、シャワールームの防水対策にも注意しましょう。ユニットバスと同じ工法でない場合は、防水性が低いことがあります。特に海外製のシャワールームは防水に別途対策が必要なこともあります。防水性の高いシャワールーム本体を選ぶと安心です。
浴室をシャワールームにリフォームするのにかかる費用はどれくらい?
浴室をシャワールームにリフォームするのにかかる費用は、ざっくり18万円~100万円くらいです。水回りの工事が必要だったり、オーダーメイドで一から作ったりという場合に、リフォーム費用は高くなります。シャワールーム設置に必要な費用の内訳はだいたい以下の通りです。
- シャワールームの本体価格:10万~50万円
- シャワールーム組立て費用:5万~10万円
- 既存浴室の解体工事費用:2万~5万円
- 電気工事費用:3万~10万円
- 給排水工事費用:2万~8万円
メリットや注意点をおさえて浴室をシャワールームにリフォームしよう
浴室をシャワールームにリフォームするメリットは、主に以下の3点です。
- 浴室とトイレを分けることができる
- 掃除がラク
- 浴室がすぐに暖まる
浴室をシャワールームにリフォームする際の注意点は、主に以下の2点です。
- 給排水管の位置を確認して設置場所を決める
- シャワールームの防水対策をする
浴室をシャワールームにリフォームするのにかかる費用は、ざっくり18万円~100万円くらいです。
メリットや注意点をおさえて浴室をシャワールームにリフォームしましょう。