ユニットバスの換気扇が壊れたり動きが悪くなってしまったりした場合、交換にはどのぐらいかかるものなのか、気になりますよね。
この記事ではユニットバス換気扇の交換工事の価格相場や、DIYで交換する場合の手順について解説していきます。
Contents
ユニットバスの換気扇交換費用の相場は？
換気扇を交換する場合、費用はどのぐらいかかるのでしょうか。
まず、換気扇そのものは単純な製品ですので、定価でも2～4万円、実売価格は1～2万円程度に収まるものがほとんどです。工事費も、単純に置き換えるだけで済む場合は1～3万円程度が相場です。総額で2～5万円程度と考えておけば良いでしょう。
ただし、以前とは違うタイプの換気扇に取り替えたり、暖房・乾燥などの特殊機能がついたものを設置したり、あるいは換気扇でなく家屋の電気系統の方が損傷していたりする場合には高額となる場合もありますので、まずは見積もりを依頼することをおすすめします。
ユニットバスの換気扇はDIYで交換できる？
ファンを交換するだけなら簡単な作業に思えるかもしれません。ユニットバスの換気扇交換をDIYして安くすることは可能でしょうか？
電気工事士の資格が必要なケースがある
コンセントに差すだけで済む簡易なタイプでしたら特に資格は必要ありませんが、ユニットバスの換気扇を交換する場合、大抵の浴室用換気扇はアース工事が必要なため、電気工事士の資格が必須となります。
換気扇をDIYで交換する方法
一般的な埋め込み（シロッコ）型の換気扇をDIYで交換する場合の手順を解説します。
交換用の換気扇は、現在のものと同じものが入手できれば一番ですが、そうでない場合には取り付け枠の寸法を計測し、適合する換気扇を入手します。
ダクトには大量のホコリが詰まっているので、排水口などが詰まらないよう覆い、浴室(ユニットバス)のブレーカーを落とします。カバーがある場合は引っ張ったりずらしたりすることで取り外せます。ここまでは掃除の時と同じです。
次にドライバーでユニットバスの換気扇本体を外し、配線を新しいものにつなぎ替えます（ここで電気工事士資格が必要になります）。ダクトを引き出し、アルミテープで新しい換気扇とつなぎます。
後は取り外した時の逆の手順で換気扇とカバーを取り付ければ完成です。
ユニットバスの換気扇の交換費用のまとめ
ユニットバスの換気扇の交換は、単純な作業であれば比較的安価に収まります。
電気工事士の資格をクリアできればDIYも不可能ではありませんが、天井裏のホコリと戦いながらの作業の手間も考えるとそれほど安上がりとも言えないかもしれませんね。単純な交換以上の作業となるとどのみちDIYでは手に負えません。難しいと感じた場合はリフォーム業者に依頼するようにしましょう。
