お風呂を長く使っていると、蛇口部分から水が漏れることがあります。
パッキンの劣化や接続部分のサビなどが原因となることがほとんどでしょう。
そうなると、浴室の水栓交換を行う必要があります。
業者に頼むのもひとつの手段ですが、最近はホームセンターでも部品を手に入れられることから自分で作業するのもよいでしょう。
本記事では、浴室の水栓交換における手順を紹介します。
もしもの際に役立つ内容となっているので、ぜひ確認してみてください。
蛇口のタイプを知る
浴室の水栓交換をするには、蛇口のタイプを知らなければいけません。
基本的に、浴室の蛇口には壁から出ている「壁付き」と浴槽に接続されている「台付き」があります。
どちらのタイプも自分で交換可能です。
ホームセンターで部品を購入する際は、間違わないように注意しましょう。
壁付きタイプの水栓交換
浴室の水栓のうち壁付きタイプは次のような手順で交換します。
1.水道の元栓を閉める
2.スパナを使ってナットを外して、壁から本体を取る
3.接続部分に詰まっているサビや汚れがあれば、綺麗に掃除する
4.新しい蛇口の取付足に、シールテープを時計回りに5回程度巻く
5.水栓自体が水平になるように保ち、取付足に設置する
6.ナットをしっかりと締めて水漏れがないか確認する
7.シャワーを本体に取り付け、ナットを締める
台付きタイプの水栓交換
続いて、台付きタイプの水栓交換における手順を紹介します。
1.水道の元栓を閉める
2.ドライバーを使って点検口を開ける
3.止水栓を閉める
4.水栓を固定しているナットを外し、台座から水栓を外す
5.接続部分に詰まっているサビや汚れがあれば、綺麗に掃除する
6.新しい水栓を穴に入れ、台座に固定する
7.水栓をフレキ管に繋いで、水漏れがないか確認する
8.吐水部分をシャワーに接続して、水漏れがないか確認する
9.全て完了したら点検口を閉める
浴室の水栓交換における注意点
水栓交換ではとにかく水漏れがないことが大切です。
たとえ一つでも部品を見逃せば、水漏れが起こるでしょう。
また、締めるべきところが緩んでいても水漏れのリスクが高まります。
正しい部品選びを行い、しっかりと工程を踏んで水栓交換をすることが大切です。
後になってトラブルにならないように、ひとつひとつチェックしながら進めていきましょう。
少しでも不安がある場合は、プロに依頼する方が安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事をご覧いただくことで、浴室の水栓交換における一般的な手順がおわかりいただけたと思います。
自分で作業を行えば作業費もかからず安くすみますが、確実に水栓交換を行うためには慎重に作業するように心がけましょう。
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