浴室リフォームを格安に!費用を削減するための8つのポイントを解説

「浴室リフォームを格安に済ませたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。実は、いくつかのポイントを抑えて費用を削減できれば、”格安な浴室リフォーム”を実現させられます。

本記事では、費用を削減するための8つのポイントをご紹介していますので、浴室リフォームをご検討中の方はぜひ参考にしてください。

浴室リフォームにかかる費用相場

リフォームの費用相場は、部品代と施工費で50〜150万円ほど。金額の幅が非常に広いですが、これはリフォーム前の状態やリフォームのプランと製品によって金額が変動するためです。

なかには、最高200万円以上かかるケースも。製品のランクが高くなるにつれ、また浴室の劣化の度合いが激しく補修の難易度が高くなるにつれ、費用の金額は上がっていきます。

以下、表にて浴室リフォーム内容と相場をまとめたのでご覧ください。

 

浴室リフォーム内容 相場
ユニットバスフル交換 50~150万円
在来浴室からユニットバスに変更 65~150万円
在来浴室から在来浴室 50~200万円
浴室の拡張・移動・増築 75~250万円

参照:リショップナビ

 

このようにリフォーム内容によっても価格が変わるため、不安な方は施工業者に見積もりをしてもらいましょう。

 

費用を抑えたい方におすすめなエコバスリフォームというリフォーム方法がございます。エコバスリフォームとは「Economy(経済的)」と「Ecology(環境に優しい)」という2つの意味を持ったリフォーム方法です。

そのため、エコバスリフォームでは工事に時間がかからず、費用を抑えてリフォームすることができます。

こちらの記事では、エコバスリフォームの費用やメリット・デメリットについて解説していますので、ぜひ合わせてご参照ください。

「エコバスリフォームとは何?費用やメリット・デメリットについて解説」

 

浴室リフォームを格安で行う方法8選

浴室リフォームを格安で行う方法のご紹介です。

浴室のリフォームは高くなりやすく、依頼を前向きに検討できない方もいるのではないでしょうか。実は、格安でリフォームができる方法が8つあります。

 

  1. 相見積もりを取る
  2. 商品や部材の品番や金額をインターネットで確認する
  3. 交換する浴槽のグレードを下げる
  4. アウトレット品を活用する
  5. 必要な工事のみをしてもらう
  6. 簡単なものや知識があるものは自分で行う
  7. 状態によっては交換ではなく補修によるリフォームにする
  8. 浴室リフォームに関する補助金を利用する

 

以降で詳しく解説します。

方法①相見積もりを取る

見積もりは1社のみにするのではなく、3〜5社に依頼をしましょう。

リフォームの施工費には定価が存在していないため、施工会社によって仕入れ額や施工費が異なります。
従って、複数の会社に見積もりを比較することで適正価格で予算に合った施工会社が見つけられ、不当な高額請求などのトラブルも避けられます。

ただし、施工費があまりにも安い場合も要注意です。
人件費を削っている可能性が高く、リフォームの施工にも影響が及んでしまう可能性があるので、口コミや実績も考慮しながら予算に合う施工会社を選ぶとよいでしょう。

 

また、相見積もりの際は、基本的に無料で受付しているところへの依頼を推奨します。

複数社に依頼する場合、有料のところに依頼すると見積もりの時点で支出が発生します。
支出を抑えたい場合は、無料見積もりを実施している施工会社に依頼しましょう。

こちらの記事では、浴室リフォーム業者の選び方などをご紹介しています。
気になる方はぜひご参照ください。

浴室リフォーム業者の選び方と業者の種類と特徴

方法②商品や部材の品番や金額をインターネットで確認する

通販サイトなどで商品や部材の品番と金額を確認するのも、格安でリフォームをするのに有効的です。商品や部材の品番と金額を確認しておけば、見積もりを提示された際の内訳の金額が妥当であるか判断ができるようになります。

 

今はインターネットですべての部材を確認できるようになっているので、ぜひ確認してメモしておきましょう。

方法③交換する浴槽のグレードを下げる

 

リフォームで交換する浴槽のグレードを下げると、大きく費用を抑えられます。商品のグレードは交換費用の大部分を占めているため、浴槽交換費用はグレードによって決まるといっても過言ではありません。数万円〜数十万円もの差が生じる場合もあるため、費用を削減したい方は低めのグレードを選択するとよいでしょう。

方法④アウトレット品を活用する

新しく交換する商品はアウトレット品を活用すると、費用を抑えられます。商品によって割引額は異なりますが、定価の2分の1や3分の1で購入できる浴槽も存在しています。アウトレット品は、ショールームのスタッフに相談したり、インターネットショップなどで探せたりするので、ぜひご検討されてはいかがでしょうか。

 

方法⑤必要な工事のみをしてもらう

リフォームの施工プランにはセットになっているものがあるのですが、片方の施工を断って必要な工事のみをしてもらえます。ただし、セットの内容や施工会社によって異なるため、確認が必要です。

例えば、浴槽交換と塗装がセットになっているプランがあるとします。浴槽交換のみを検討している場合は塗装が不要なため、塗装を断って単品で施工を依頼すればその分の費用が削減できます。ご自身にとって必要な工事のみをしてもらうのも、支出をなるべく減らすために必要なので、一度相談するとよいでしょう。

 

ただし、セットを断る際はよく考えてから決断しましょう。セットを断ったのち、セットになっていた施工を依頼して割高になるケースもあるためです。セットを断っても本当にいいのか、どのようなデメリットがあるのかをしっかりと考えてから決断しても遅くありません。慎重に検討しましょう。

 

方法⑥簡単なものや知識があるものは自分で行う

 

専門知識が不要な簡単なものやすでに知識があるものについては、DIYでリフォームを済ませると費用を削減できるケースがあります。

例えば、手すりの取り付けやシャワーヘッドの交換であれば、ホームセンターなどで手軽に部材が手に入れられ、取り付けも簡単です。

これらの作業を依頼すると、手すり取り付けの施工費は15,000円、シャワーヘッドの交換費で8,000円ほどと決して安くはありません。

自分で取り付け作業を行い、部材の出費のみで抑えられれば大きな節約になります。

 

配管などはプロでなければ厳しいですが、DIYでできそうなものは積極的にDIYでリフォームしてはいかがでしょうか。

 

方法⑦状態によっては交換ではなく補修によるリフォームにする

 

浴槽や浴室の状態によっては、交換ではなく補修によるリフォームも検討するとよいでしょう。
浴室の塗装や、シートを使ったリフォームなど補修をメインとしたリフォームでもキレイになります。

さらに、浴槽やユニットバスは傷や割れの修復が可能なため、補修した上から塗装やコーディングを施工するとよりキレイに仕上がります。
浴槽の交換だけで相場は3万〜40万円と非常に高いですが、塗装であれば8万円程度に抑えることは可能です。

浴室のリフォームでしたら、「パネル工法」というものも存在します。
パネル工法とは、ユニットバスの壁に使われている防水加工された板「バスパネル」を使い、浴室の壁や床などをリフォームする方法のことを言います。

浴室全体でなく一部分をリフォームすることで、安く早く工事を済ませることができます。
詳しい方法や費用に関しては、こちらの記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。

浴室リフォームのパネル工法とは?メリット・デメリットを解説

 

方法⑧浴室リフォームに関する補助金を利用する

 

浴室リフォームの目的にご家族の介護が関係している場合、補助金を利用できます。

補助金には「介護保険制度」や「次世代住宅ポイント制度」などがあり、さらに家族に要介護認定されている方がいる場合は上限20万円まで補助を受けられます。

また、高断熱浴槽や節水水栓といった設備を組み込むと、費用額と同値のポイントを獲得でき商品に交換できる「次世代住宅ポイント制度」もあります。

ただし、制度によってリフォーム対象となるプランや交換できる品目が異なるため、各自治体のサイトでリフォームの補助金を確認してください。

 

浴室リフォームをする前に押さえておきたいポイント

これまでリフォームの費用を削減する方法をご紹介しましたが、浴室のリフォームをする前に押さえておきたいポイントを4つご紹介します。

これからご紹介するポイントを知らないままリフォームすると、失敗する可能性があります。「リフォームの日程をズラさないといけなくなった」「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、ぜひ目を通しておきましょう。

 

  1. 実際にショールームで見てから決める
  2. 追加する機能が本当に必要かどうかを検討する
  3. 浴槽の大きさを考える
  4. リフォームの前後はお風呂に入れない

 

以下で詳しく解説します。

ポイント①実際にショールームで見てから決める

 

カタログやおすすめされた商品を、鵜呑みにしてリフォームするのは推奨しません。実際にショールームで商品を見たり触れたりすると、カタログやお話だけではわからなかった部分が把握できます。

とくに浴槽は、足が伸ばせないなどのイメージと実物が異なっているケースも少なくありません。リフォームの完了後は浴槽の交換ができないため、ショールームで使用感を確認してから決めましょう。

また、ユニットバスの場合、オプション機能がさまざまなメーカーから提供されているため、ショールームでの体験は必須といえます。「費用削減のために導入していなかったけれど、このオプション付ければよかった」といった方もいらっしゃいますが、後付けできない商品やオプションもあるため、気になったオプションや商品は実際に見学するようにしましょう。

ポイント②追加する機能が本当に必要かどうかを検討する

現在追加を検討している機能が、本当に必要かどうかを検討するのも大切です。不要なものを導入してしまった場合、通常の費用よりも高くついてしまいます。余分な出費を防ぐためにも、リフォームのプランに組み込まれている商品やオプションを、今一度見直してはいかがでしょうか。

 

ポイント③浴槽の大きさを考える

家族の人数や浴室の広さといったあらゆる条件を念頭に置いて、浴槽の大きさを検討しましょう。とくに、光熱費を抑えたい方は、よくよく検討した方がいいです。大きければ大きいほど、追い炊きやお湯はりなどで光熱費がかかるため、足を伸ばせられるけれども広すぎないサイズを選びましょう。

 

ポイント④リフォームの前後はお風呂に入れない

浴室のリフォームの前後はお風呂に入れないので注意しましょう。もちろん、リフォーム中も入れません。

リフォームが完了すると直ぐに入れそうなイメージがあるかも知れませんが、塗装が乾いていなかったり、何か不備があったりすると入れません。塗装を依頼している場合は、乾く期間を聞いておくとよいでしょう。

 

浴室リフォームをする際は自分に必要なものを見極めて行いましょう

今回は、「費用が高くなりやすい浴室リフォームを格安に済ませたい」とお考えの方に向けて費用を削減して浴室リフォームを格安にできるポイント8つと、リフォームする前に押さえておきたい4つのポイントについてご紹介しました。

費用を削減するためには、費用の相場や内訳が妥当かどうかを知り、リフォーム施工会社を選ぶ、そして、商品やプランが本当に必要なものかどうかを見極めるのが大切です。

また、必要なものを見極めるのは失敗の防止にも繋がりますので、快適な浴室を実現させるためにも、じっくり考えてプランや商品を決めていきましょう。

 

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ポイントを押さえれば激安浴室リフォームも可能

ご紹介したようなポイントを押さえれば、浴室リフォームを激安で実現させることも可能です。
リフォームには高額な費用が必要だと思われている方も多いですが、今回の記事でご紹介した4つの方法を実践すれば、無駄なコストを削減し安くリフォームをすることもできるでしょう。
まずは、浴室に特化した業者数件から相見積もりを取り、信頼性があり安いリフォームを提供している業者を見つけたら、商品やオプションサービスを慎重に選んでください。
ご紹介した流れに沿ってリフォームを行っていけば、格安で浴室のリフォームが実現します。

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