ユニットバスのリフォームを検討する場合、まず気になるのは「どれくらいの費用がかかるのか」ということでしょう。
ユニットバスリフォームの適正な費用を知るためには大まかな浴室のタイプを理解し、適切なタイミングや注意点などを知っておくことが大切です。
この記事では、ユニットバスリフォームにかかる費用の目安や注意点、最適なリフォームのタイミングなどについて解説します。
在来工法とユニットバスの違い
在来工法とは古くからある浴室のタイプであり、防水加工をした部屋でコンクリートやタイルも用いて浴室を作ったものを指します。
一方、ユニットバスとは浴室を構成する浴槽や壁、天井などをそれぞれ工場で生産し、組み立てた形のバスルームを指すのです。
ユニットバスは全体に継ぎ目がないために水漏れの心配が少なく、工事にかかる時間も短くて済むため、近年では主流となっています。
リフォーム費用は工事の内容で大きく変わる
しかし、浴室が元々ユニットバスだったかどうかなどによって金額は大きく変わり、在来工法だった浴室をユニットバスに変更する場合だとより多くの費用がかかります。
ユニットバスのリフォームで気をつけるべき
ポイントは?
自宅の状況によってユニットバスの設置ができないことも
まず、自宅の状況によってはユニットバスの設置ができない可能性がある点は把握しておく必要があります。
築40年にもなるような古い団地などの場合では、スペースが十分に取れないことからユニットバスの設置ができない可能性があります。
マンションにおいては、構造によってユニットバスを導入することで浴室だけでなく洗面所など他の部分もリフォームが必要になる可能性もあるでしょう。
また、古い家屋などで床下や柱が劣化していると、ユニットバスの導入ができたとしても時間や費用がより多くかかる可能性があります。
リフォームの最適なタイミングは?
以下のような場合は、浴室をユニットバスにリフォームすることをおすすめします。
- 浴室の床や壁が壊れてひび割れている
- 排水溝の水はけがどうしても悪い
- 掃除しても掃除してもカビが発生する
- 脱衣所の床がぶよぶよしている
上記のケースでは浴室構造の腐食が進んでいると思われるため、安全面からも衛生面からもリフォームを進めるのがベストだと言えます。あまりに腐食が進んでしまうと費用も余計にかかってしまうため注意しましょうう。
まとめ
ユニットバスへのリフォームには100万円程度の予算を見込んでおく必要があります。
しかしこれらはあくまでも目安であり、ご自宅の状況や浴室の状態などによっては多くの費用がかかることもあるため注意しましょう。
お風呂は毎日使いますし、身体を清潔に保つ大切な場所ですから、業者へ早期に相談することをおすすめします。