「ジェットバスを後付けしたい!」と考えている人もいると思います。
しかし「ジェットバスを後付けしたことで何かしらのデメリットが生じたらどうしよう……?」と不安を感じることもあるのではないでしょうか?
ここでは、ジェットバスの後付けを検討している人のために、ジェットバスを設置する前に知りたい4つのデメリットを紹介します。
Contents
後付けできるジャグジーの設置方法
実際に自宅の浴槽にジェットバスやジャグジーを設置するとなると、以下のような4種類の取り付け方法があります。
それぞれ特徴がありますので、自宅の環境も考慮して導入する機器を選んでみましょう。
マット式
浴槽の底にマットのように敷くのがこのマット式です。
ジャグジーの気泡がでてくるマットを敷くだけなので、取り付けは比較的簡単です。購入もそこまでハードルが高いものではなく、ネットで簡単に購入できる手軽さがあります。
多くはコンセントに繋ぐタイプなので、購入する際は自宅のコンセントタップまでの距離も注意しておきましょう。
また、浴槽のサイズとマットのサイズが合っているかもしっかりとチェックしておきましょう。
取付式
比較的安価で手軽に導入できるのがこの取付式で、小型のジャグジー機器を浴槽に取り付けて使用します。
取り付けるといっても吸盤などの手軽なものなので、大掛かりな工事は不要です。充電式、コード式とあるので、こちらもどれが自分の住宅の浴槽に適しているか確認してから購入しましょう。
小さい浴槽でもサイズを気にせず設置できるのは嬉しいポイントです。
しかし噴射力はそこまで高くないので、健康や美容効果はそこまで期待はできません。
組み立て式
本格的なジャグジーのお風呂を楽しめるという点では、組み立て式のジャグジーがお勧めです。
これは浴槽を組み立てて使用するタイプで、浴室というよりも庭などの屋外で使用するタイプのものです。浴槽を組み立てて使うだけなので、気分転換に自宅の庭でくつろぎたい人におすすめです。
本格的なジャグジーを楽しみたくても、リフォームは少し抵抗がある、本体価格に加えてリフォーム代まで、問題という場合には、組立式を検討してみても良さそうです。
設置式
自宅の浴槽を本格的にジャグジーのお風呂にしたいのであれば、設置式で浴槽ごと交換してしまいます。
設置式というのはジャグジーの機能が付いている浴槽をとりつけることで、気泡の噴射力、機能性に最も優れています。ジャグジー本来の健康効果や美容効果が期待できるのもこの設置式です。
設置式の場合は大掛かりなリフォームが確かに必要となりますが、費用と手間がかかった分、納得のいくジャグジーのお風呂に仕上がります。
後ジャグジーを設置した際の5つのメリット
ここではジャグジーで得られる5つの健康メリットについてご紹介します。
血行促進効果
湯船につかっていると体は温まって血行がよくなりますので、そこにさらに適度な圧力が加わるとさらにその効果は高まります。
噴射される気泡は全身を適度に刺激してくれますので、身体全体の血行促進効果が期待できるのが嬉しいポイントです。
疲れやすい、肩がこる、浮腫んでしまうということなら、こうして血行がよくなることで解消できる場合があります。
マッサージ効果
ジェットバス、ジャグジーから空気やお湯が噴射され、それが体に当たることでマッサージ効果を発揮します。
暖かいお湯に入ることである程度血行がよくなり、噴射される気泡によるマッサージ効果もより高まります。
とくに足腰に気泡が適度な力で当たると、普段歩き疲れていたりデスクワークで腰が痛くなってしまっているという体に心地よい効果を与えてくれます。
こうした効果を得るには、それなりに噴射力の高いジャグジーを導入する必要があります。
リラックス効果
ジャグジーやジェットバスから出て来る気泡は、身体に良いだけではなく精神面にも効果が期待できます。
気泡が体にあたることで心地よいリラックス効果が発揮され、普段のストレスや仕事疲れも取れやすくなります。
より心地よいバスタイムを楽しんで、心も体もリフレッシュできます。
ダイエット効果
噴射した気泡に当たることは、実はダイエット効果も期待できます。
血行促進効果やマッサージ効果があるのということは、その分身体の代謝がアップするということになります。
沢山汗をかいて、沢山老廃物を出すことによって、より効果的なダイエット効果が期待できるのです。
さらにジャグジーの気泡は破裂する際に超音波を発生させます。超音波は脂肪の分解を促進させますので、きになる箇所にしっかりと気泡をあてることでこうしたダイエット効果をより高められます。
リラックスしながら綺麗な体系を手に入れられるというメリットは大きいです。
美肌効果
ジャグジーによって血行促進がされると、さらに効果が期待できるのが美肌効果です。
肌荒れの多くの原因は血行不良により、老廃物が上手く出て行かないことです。
血行がしっかり流れるようになることで、不要なものはしっかりと老廃物としては移出され、毛穴などから出てくることが減ります。
さらに効果をあげるために、ジャグジーのお風呂でちょっとリンパマッサージをするだけで、さらに大きな効果が期待できます。
こうしたリンパマッサージは美肌以外にも、前述したダイエット効果も期待できます。
ジェットバスの後付けで生じる4つのデメリット
ジェットバスを設置することで生じるであろうデメリットをお伝えします。
気泡の噴射による振動や騒音
ジェットバスが気泡を噴射するときに生じる振動や騒音が気になる人もいます。
特にマンションやアパートといった集合住宅に住んでいる場合、隣の人に迷惑をかけてしまうことも。
そのため、ジェットバスを設置する際は、必ず振動や騒音がどれくらい生じるか確認しておきましょう。
汚れがたまりやすい
ジェットバスの気泡を噴射する配管内は、汚れがたまりやすいです。
この配管をしっかり掃除しておかないと、気持ちいいはずのジェットバスが細菌などの発生源となりかねません。
日々のメンテナンスは欠かさないようにしましょう。
入浴剤を入れられないことがある
入浴剤の種類によっては、ジェットバスに対応していないものもあります。
にごり湯系入浴剤や腐食性のある入浴剤、発泡系入浴剤などは特に気をつけましょう。
投入することで、内部の劣化や故障などの原因になる可能性があります。
工事の許可を取らなくてはならない場合がある
在来工法の浴室などの場合、ユニットバスと違って、工事をしないとジェットバスを取り付けることができません。
賃貸物件に住んでいる人などは、取り付ける前に工事のための許可を得る必要があります。
ジャグジーの後付けした際の費用について
健康効果やリラックス効果など、デメリットを持ちつつもしっかりメリットも大きいジャグジー、導入を検討するなら気になるのは費用です。
費用はマットや取り付けの数千円から組立、設置式の数百万とかなり振れ幅があります。自宅にあった規模で使用するのがベストですので、自宅や自分が求める効果を参考に導入してみましょう。
- 費用はだいたい以下のようになります。
- マット式の場合:概ね1万円から3万円前後
- 取付式の場合:3千円から3万円前後
- 組み立て式の場合:60万円から200万円
- 設置式の場合:50万円から160万円
組み立て式は機能性がほとんど設置式と変わらないこともあって、価格は設置式とそこまでかわりません。
手軽に導入してリラックス効果だけでも欲しいということでしたら、取付式やマット式なら簡単に導入できます。
組立式は確かにリフォームの必要がなく、組み立てれば簡単に入れますので、自宅のリフォームができなくても本格的なジャグジーを設置したいというときに便利です。
健康効果の面では確かに組み立て式や設置式には劣りますが、それでもある程度の健康効果やリラックス効果は期待できます。
ジャグジーを後付けで導入する際の費用について、下記記事でもまとめています。
興味のある方は是非ご一読ください。
設置式をリフォームで導入する場合
既存のユニットバスを新たにジャグジー付きの浴槽を設置する場合、本体価格に追加して15万円から30万円ていどかかるということをおさえておきましょう。
ジャグジー付きの浴槽本体はだいたい50万円から100万円程度ですので、そこに追加してリフォーム代が入るということになります。
在来工法の浴室の場合、さらに工事が大掛かりになりますので、ここにさらに費用がかかります。実際に導入する場合は、事前に見積もりなどでしっかり確認しておきましょう。
後付けする際の注意点
戸建てであれば住宅の構造上問題がない限り、ほとんどの場合問題無く設置が可能ですが、設賃貸住宅は注意が必要です。
特に設置式のようなおおがかりなリフォームが必要な場合には、その施工内容によっては設置自体できない可能性があります。また、施工内容によっては工事費用が非常に高額になりますので、費用は多めに用意しておく必要があります。
賃貸住宅に導入するときは大家さんに確認する
賃貸住宅ではエアコンの設置も大家さんの許可が必要です。
同様に、大掛かりな工事をともなうジャグジー風呂のリフォーム工事は、場合によっては工事自体を断られる可能性もあります。大家さんが断ってしまった場合は、当然ながら設置自体できなくなります。
賃貸契約書や管理規約を入念に確認し、大家さんに事前にちゃんと相談しておきましょう。とくにリフォーム工事や工事が必要なものを無断で設置すると、退去時に大きなトラブルに発展する場合がありますので、面倒でも対応しておきましょう。
賃貸住宅はあくまでも大家さんの財産ですので、傷をつけてしまったり改造することはできません。
人から借りた住宅であるということを忘れないようにしておきましょう。
費用が高額になる場合も考慮する
ジャグジーは本体価格にプラスしてリフォーム代がかかります。
その値段は数十万から数百万円と高額です。とくに在来工法の浴室は、ユニットバスにリフォームをするのに工事が大変大掛かりになりますので、その分費用はかかります。
相場を確認しながらじっくりと検討するなら、複数の専門業者に見積もりを依頼の上、入念に現地調査を実施してもらったほうがいいでしょう。
ジャグジーのお風呂は本体価格が既に高額ですので、リフォームも必要になるとさらに高額になります。
実際に取り付ける時になって費用が足りないといった事態にならないよう、あらかじめ費用が高くなると注意しておきましょう。
ジェットバスにはデメリットもあるから注意して!
ジェットバスには通常のお風呂にはないリラックス効果などがありますが、日々の手入れなど大変さもあります。
憧れのジェットバスですが、快適に使用し続けるには、それなりに気を付けなくてはなりません。
設置するかどうか、デメリットも考慮したうえで、よく検討しましょう。
当サイトでは横浜で浴室リフォームをお考えの方のために、横浜で評判の良い浴室リフォーム業者をランキング形式で紹介しています!良かったらチェックしてみてください。